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(浮島海岸にて   「沈むオリオン、おうし座と東海道の明かり」)

 冬の星座というのは、大層派手でございます。

 なにしろ、一等星(厳密には1.5等級以上の星)が、四季の中で一番多い。
 そして、そのほとんどが、比較的狭いエリアに集中しています。
 有名どころで、オリオン座のリゲルとベテルギウス
 おおいぬ座のシリウス
 こいぬ座のプロキオン
 ふたご座のポルックス。
 おうし座のアルデバラン
 ぎょしゃ座のカペラ
 そして、喜界島では当たり前に見えていたけれど、内地に帰ってからはまだ一度も見た事も無い、りゅうこつ座のカノープス・・・

 カノープス以外は、普通にちょっと首を動かすだけで、視界に入れる事が可能です。
 全天で21個しかない1等星がこれだけ集まっていれば、そりゃもう、派手なのは自明と申せましょう。

 ま、歌舞伎で言えば、千両役者のそろい踏み。
 映画で言ったら、ジャニ系含む若手から中堅、ベテラン、大御所に至るまで、普段は主役張ってる人が画面に一斉に出たようなもの(してみると、「カノープス」は渡辺健さんみたいに、ハリウッド進出組かもしれませんなぁ)。
 一昔前のNHK大河ドラマなんか、まさにこの状況にピッタリで、文字通り綺羅星のような人達が全部出演してる様なものでございましょう。

 それぐらい、派手で華々しい、冬の星座でございますれば、春先になって西に沈んでいく光景も見事なものでございます。

 西伊豆から見る西の空には、当然の様に街の明かり。駿河湾越しで距離にして50Km以上ある上に、ほぼ真夜中だというのに、↑のごとしでございます。
 それは天文ファンとしては、ありがたくない。
 しかし、この街明りの影響で、西に沈む星々は、光の中に呑みこまれるように、溶けるように消えていくのでございます。
 それはそれで、なんともまた、美しい。日の出の直前に夜が溶けて消えていくのとは、また違った印象の美しさだとワタクシには思えます。
 そんなわけで、桜や菜の花も撮りますが、夜はもっぱらこの「沈む冬の星座」を追いかけて、西伊豆の海岸を徘徊しようかと思っております。
 

 
テーマ : 今日のつぶやき。    ジャンル : 日記
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プロフィール

吉野御前

Author:吉野御前
 うっかり買ってしまった「ヤマト全シリーズDVD」で病が再発してしまったオールドファン。

 鹿児島県は喜界島に続いて、今度は伊豆の片田舎に期間限定で生息中です。

 

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